【小ネタ】Amazon VPCのリソースマップで、パブリックサブネットとプライベートサブネットが色分けされるようになりました

【小ネタ】Amazon VPCのリソースマップで、パブリックサブネットとプライベートサブネットが色分けされるようになりました

リソースマップのパブリックサブネットとプライベートサブネットが、アイコンで区別できるようになりました。個人的には、リソースマップの追加で分かりやすくなっていたVPC構成が、アイコン追加でさらに分かりやすくなった印象です。
Clock Icon2024.04.03

リソースマップにアイコンが追加されてた

おのやんです。

皆さんはVPC内のリソースを簡単に可視化したいなと思ったことはありますか? 私はあります。

こちらの記事で紹介されている通り、2024年の2月にAmazon VPC(以下、VPC)内のサブネットやルートテーブルなどのリソースを可視化するリソースマップが追加されました。

そしてつい最近(おそらく2024年の3~4月)、こちらのリソースマップがこっそりアップデートされました。その内容が、タイトルにもある通りパブリックサブネットとプライベートサブネットのアイコン追加です。今回はこちらのアップデート内容を紹介していきます。

パブリックサブネットとプライベートサブネットが色分けされる

今回はこちらの構成のVPC、サブネットを構築してみます。東京リージョン上の2つのAZに、パブリックサブネットをそれぞれ1つ・アプリケーション・データベース用のプライベートサブネットをそれぞれ1つ、合計6つのサブネットを作成しています。

この状態でVPCとサブネットを作成します。マネジメントコンソール上からVPCを選択すると、このようにリソースマップを確認できます。サブネットとルートテーブルがつながっており、そのルートテーブルはそれぞれインターネットゲートウェイ・NATゲートウェイと繋がっています。ちなみにデータベース用のサブネットは内にも関連づけられていません。

こちらの色は、AWS公式が使用しているパブリックサブネット・プライベートサブネットのイメージカラーとも一致しています。パブリックサブネットが緑、プライベートサブネットが青です。

ここでサブネットのリソースマップをみてみます。このA、Cというアルファベットの色付きアイコンが表示されています。

このうち、緑色の四角アイコンが表示されているサブネットはパブリックサブネットとなります。ルートテーブルでインターネットゲートウェイに関連づけられています。

青色の丸アイコンが表示されているサブネットは、インターネットゲートウェイに紐づいていない、プライベートサブネットになります。NATゲートウェイに関連づけられていても、青色の丸アイコンで表示されていますね。

試しに、インターネットゲートウェイへのルートを削除してみます。すると、緑色の四角アイコンが表示されていたパブリックサブネットがプライベートサブネットに変わり、青色の丸アイコンに変わります。

またサブネットのセクション内の表示順も変わっていました。おそらく、パブリックサブネット => プライベートサブネットの順で表示されていて、パブリック・プライベート内ではアルファベット順で表示されるものだと思われます。

アイコン追加でリソースマップがより分かりやすく!

以上、リソースマップのパブリックサブネットとプライベートサブネットがアイコンで区別できるようになった記事でした。

個人的に、リソースマップだけでもネットワークの構成がわかりやすくなっていたので、本アップデートでさらに分かりやすくなった印象です。では!

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